銘醸地★ドイツ・ファルツ地方の北部の冷涼なエリアで造られるシュぺートブルグンダー（ピノ・ノワール）種100％の繊細でエレガントな赤ワイン！ 『チェリーやストロベリー等の赤系果実のアロマ。ほんのりオークのフレーバーも。豊かな酸味とミネラル感、よく熟した果実味のバランスがよく、タンニンはキメが細かくなめらかで、軽やかに余韻が広がります。』

ドイツ・ファルツ地方産★シュぺートブルグンダー（ピノ・ノワール）種100％の豊かな酸味が特徴の繊細な赤ワイン！

ワイングート・ネイスがあるのは、ファルツの北部のエリアで、ラインヘッセンにも近いところです。 石灰質土壌が主な土壌で、また、比較的南部に位置して温暖なファルツの中でも冷涼な気候のため、 豊かな酸味と繊細な味わいのワインが特徴的。冷涼な気候を好むピノ・ノワールとも相性がいい地域です。

銘醸地ファルツ地方の北部の冷涼なエリアで造られる、繊細でエレガントな赤ワイン！

[ナイス　ナイス　ボッケンハイム・シュペートブルグンダー 2020]

このワインが造られるファルツ地方ファルツ地方はドイツ国内で2番目に大きなワイン生産地です。フランス・アルザス地方に近く、ぶどう栽培地域としてのファルツ地方は、地方全体の南東に位置し、フェルツァーヴァルト山地の斜面に沿って広がっており、北部は比較的冷涼、中央部以南は比較的温暖な、2つの大きなベライヒに分かれています。 主要品種はリースリングですが、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、ピノ・ノワール等のフランス系品種の栽培面積も急増しています。

このワインを造るヴァイングート・ネイスは家族経営のワイナリーで、ファルツ地方の最北部エリアにワイナリーがあります。このエリアは温暖なファルツ地方の中でも比較的冷涼な気候で、かつ、雑色砂岩が一般的なファルツ地方において、石灰質土壌が中心であることからも、このエリアならではの個性的なワインが造られることで知られています。このワインに使われるブドウの畑の土壌も石灰質土壌。

現在オーナー兼ワインメーカーを務めるアクセル・ネイス氏はドイツの名門ガイゼンハイム大学で醸造を学び、国外の有名な産地で経験を積み重ねます。正式にワイナリーの経営を引き継いだのは1997年、その当時は13haでしたが、現在は47haまで拡大させています。 栽培している品種はリースリング種が20％、グラウブルグンダー等のフランス系品種を60％、赤ワイン系の品種10％、その他10％と石灰質土壌の個性と相性がいいフランス系の品種を多く栽培しています。特に冷涼な気候の方が繊細でエレガントな品種の特徴を表現しやすいシュぺートブルグンダー（ピノ・ノワール）はワイナリーでも人気の高い品種で、この冷涼なこのエリアのポテンシャルの高さを感じさせます。

環境に配慮したサステナブルなワイン造りを行っていることもネイスの特徴。1990年代の中ごろには、すでに環境に配慮したワイン造りを行うことに転換、2013年、FAIR’N GREEN協会のメンバーになった。2021年から“Save Climate”を通じ、カーボンニュートラル（温室効果ガスと吸収量を均衡させること）の認証を取得。環境問題に関心が高いドイツにおいてもワイナリーで取得しているのはごくわずかな醸造所であることからも、国内外から注目されているワイナリーです。

このワインに使われるシュぺートブルグンダーは国際的にはピノ・ノワールで知られ、フランスを中心に長期熟成可能な高級ワインの代表格です。元々、比較的温暖な気候よりは冷涼な気候の方が相性がいいため、ドイツの繊細な味わいのこの品種によるワインは世界中から注目されています。栽培は環境に配慮したサステナブル農法、収穫は全て手摘み。醸造は発酵はステンレスタンクと一部使用したオークの樽。熟成は数年使用したオークで18か月間。

テイスティングの感想は、 『チェリーやストロベリー等の赤系果実のアロマ。ほんのりオークのフレーバーも。豊かな酸味とミネラル感、よく熟した果実味のバランスがよく、タンニンはキメが細かくなめらかで、軽やかに余韻が広がります。』和食との相性もよく、シンプルながら素材を生かしたお料理、タレでいただく焼き鳥等、鶏肉料理全般、カツオやマグロ等の赤身のお魚とのペアリングもおすすめ。

暑い時期は軽く冷やしてサービスしても。今の時点でも飲み頃ですが、3〜5年程は熟成による変化も楽しめるワインです。 是非、お試しくださいませ。