ワイナリー・畑を訪問。標高も高く、古くからブドウを供給してきた名産地。
クリーンで高い品質。信州たかやまワイナリーより、高山村で収穫されたブドウのみで醸造した「ヴァラエタルシリーズ」です。
ボルドー右岸のような重みと滑らかさのあるメルロー&カベルネ、しっかりとした厚みも感じられます。
ラベルには、新進気鋭のアーティストMaycaさんによる「高山村」をイメージした絵を採用。
※味わいのバランスを考慮し、酒質安定化処理(滓下げ、濾過等)は最小限にとどめているので、熟成によりオリが沈殿することもありますのでご了承下さい。
• 100%高山村内で収穫されたブドウから醸造。
• メルロー種を主体とし、カベルネ種他をブレン ドすることで、より複雑な味わいとなるように した。
• 各品種共、複数の畑で収穫されたものを最適な 時期に収穫し、畑別に発酵・育成した。最終的 に酒質のバランスを考慮してブレンドした。
• 樽での育成期間は、キュベの酒質により6カ月 〜15カ月と異なる。新樽使用は無し。
• 瓶詰前には卵白で滓下げを行い、上澄みは無濾過にて、滓に近い部分(全体量の2割程度)の み軽い濾過を行った。これまでのヴィンテージ 同様、外観品質と味わいのふくよかさ、香りの 広がり方のバランス維持に努めた。
味わい、おすすめの料理
• プラムやカシスなどの香りの加え、ハーブ (ナツメグ、シナモン)やコーヒーやココ ナッツなどの香り、味わいは繊細なタンニン が柔らかく、雑味の少ないクリーンな味わい。
• フルーツソースのお肉(ジビエ等)や、ブリ の照り焼きなど甘さと酸味がバランスされた お料理との相性もよい。
• 飲み頃温度 13〜18℃
品種構成:Me 86% C·S 11% C・F 3%
産地:高山村(黒部、紫、中原、駒場、堀之内、 福井原)
栽培者: 10 名 収穫: 9月下旬 〜11月初旬
発酵: ステンレスタンク 25~30℃
育成: 樽(最長15ヵ月)フレンチオーク主体
瓶詰前:滓下げ(卵白)、
最終濾過比率:20 %
生産本数: 約9,670本 (2022年4月中旬瓶詰)
“果実感とタンニンが濃厚で骨格ある味わいの赤ワイン”
ギラギラ暑い夏の太陽と穏やかな秋の好天のもと、ブドウはしっかりと黒く色づき熟しました。 醸し中、果皮からの色素で次第に赤色を増す醗酵果汁。それをタンク下部から抜き出し上部へか け戻す時、ホースから弧を描いて出る赤色は光が透けてキラキラした輝きを放ち、時が立っても 仕込中の鮮やかな色の記憶となって蘇ります。プルーンやカシスの様な濃厚な果実感にスパイス 感、密度とボリューム感のあるタンニンで、骨格のあるしっかりした味わいです。